腰痛におすすめの器具
低反発マットレス
腰痛を起こしてしまった場合、まずは腰に負担がかからないようにします。腰痛の原因にもよりますが、低反発マットレスなどの適切な寝具の上に、2〜3日間安静にしているのが最良なのです。
ウェストニッパーやコルセット
安静が良いことはわかっていても、なかなかそういう訳にはいきませんよね。その場合は、ウェストニッパーやコルセットなどで、腰を固定しましょう。その際は、肋骨の下辺りから骨盤までをしっかりと固定すると、腰は大変楽になります。また、痛みが消えても痛みの原因はまだ残っているので、痛みが楽になった後もしばらくはそのまま固定しておくとよいでしょう。
温熱パット
背筋の脹りによる腰痛の場合は、温熱パットなどを使って温めるとよいでしょう。
低周波治療器とマッサージチェア
腰をウェストニッパーなどを使って固定しているのに、なかなか腰痛が良くならないという方は、マッサージもお勧めします。実は、低周波治療器も電気の力を借りて筋肉の収縮、緩みを交互に行うことで、マッサージ効果を狙っているのです。この低周波治療器やマッサージチェアを使って、マッサージしてみましょう。その際は、マッサージする前に腰の筋肉を温熱パットで十分暖めておく、あるいは低周波治療器で温熱治療を併用できるものを使用すると、電気刺激の抵抗感が軽くなるでしょう。
直径50cmほどのバルーンや腹筋トレーニング用機器
痛みが楽になってきたら、少しずつ運動します。運動は腹筋や背筋、脚の筋肉を整えるだけではなく、内臓脂肪も減らせるので、腰への負担を直接減らすことにもつながります。また、ウェストニッパーなどで長期間腰を押さえておくと、腹筋や背筋が弱ってしまいます。そのため、ウェストニッパーを外してしばらくすると腰痛が再発してしまうことがあるので、運動は大切です。
運動には、ストレッチと筋力トレーニングが主に行われます。筋力トレーニングには、直径50cmほどのバルーンを使ったり、腹筋トレーニング用機器を用いた腹筋運動をお勧めします。