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肩こりの治療

肩こりの種類と症状

 現代の生活において、肩こりを感じている方は少なくないでしょう。肩こり(「肩」の筋肉が「こる」)の原因は多彩で、現れる症状も様々です。大きく分けると、筋肉の疲労などによる肩こり、頸の骨(頚椎)や頸周辺の神経や血管の問題による肩こり、胸にある臓器に問題があって起こる肩こり、に分けられます。



肩こりの原因

 肩こりの原因は、腰痛の原因と非常によく似ています。人類が両手を地面から離したことで、肩から腕はクレーン車のワイヤーのように、身体から吊り下げられた状態になりました。腕一本といっても非常に重く、重力が働けばそれ相応の重さが身体にかかります。その重さを骨や関節だけで支えることは困難で、必然的に肩周辺の筋肉で、腕が落ちてしまわないように吊り上げているのです。肩こりが起こりやすいのは、このためです。



肩こりの治療と対策

 肩こりの治療は、実はとても複雑です。肩こり症状の一部は、よりよい姿勢を心がけることで、随分と楽になったりもします。頸から肩にかけての筋肉の脹りとともに腕や手、足のシビレ、感覚の鈍さ、力が入りにくいなどの症状がある方は、何よりも先に整形外科を受診したほうが良いでしょう。肩こり症状があるために、薬局で湿布を購入する方も多いことでしょう。その場合「温かい湿布と冷たい湿布、どちらにしますか」と聞かれて困った方は少なくないでしょう。



肩こりの予防

 肩こりを少しでも軽くするためには、まず姿勢から見直して見ましょう。耳たぶのやや後ろ側と、肩の骨(鎖骨の延長線)とを結んだ線が、地面と垂直になっていて、自分の土踏まずあたりにつながるのが、良い姿勢の目安といわれています。もちろん、骨盤の状態にも規定はありますが、細かいのでここでは割愛します。座っている状態であれば、浅めに腰掛けて背筋を伸ばしていると、自然と肩甲骨もよい位置におさまるでしょう。



肩こりにおすすめの器具と食品

頸の骨は、弓なり状に緩いカーブを描いていて、これは人によって異なります。そして、その人の頸の状態に合った枕を使用しないと、寝ている状態で頸に負担をかけ、肩こりを作り出してしまうこともあるのです。 また、筋肉の血行を良くすること、柔軟性を高めることが、効果的です。それゆえ、肩こりには、低反発枕、温熱パット、低周波治療器、マッサージチェアなどがおすすめです。



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